子丑天中殺の性質

生まれた日の干支が 「甲寅」「乙卯」「丙辰」
「丁巳」「戊午」「己未」「庚申」「辛酉」「壬戌」
「癸亥」の方が「子丑天中殺」です。
穏やかで優しい気持ちを持つ「子丑天中殺」ですが、「父親運」「目上運」「上司運」
が欠けているため、親や上司に反発することが多くなります。
子丑天中殺を子供に持ったなら、その親は子に「価値観の押しつけ」や
「家業の跡取り」を無理強いしてはいけません。
子丑天中殺の子供は、親と違う道を歩み、早くに独立することで
運が開ける星です。
若い時期の苦労の有無で、子丑天中殺の人生は大きく変わってきます。
親の過保護の中で育てられた子丑天中殺は、中年期に迷いの多い
人生となるでしょう。
逆に、子供時代、青年期に苦労した子丑天中殺は、中年以降に運気が
急上昇していきます。
仕事面では頭の回転が速く、実務的な処理能力に長けているため、
部下からの信頼も厚くなります。
しかしその反面、情に脆い部分が見え隠れします。
その部分で足元をすくわれない様、注意が必要となるでしょう。
「目上運」が欠けているため、お手本となるべき理想像が描けないことが、
子丑天中殺にとっての悩みの種。
これが、社会である程度の位置に就いた時の「迷い」を生じます。
豪放磊落な外面の印象とは裏腹に、心中迷いが多く周囲の目を気にす
る小心な内面。このバランスが崩れてしまうと、単なる「異端児」「変わり者」
と言う評価になってしまうでしょう。
子丑天中殺は、内に秘めたる優しさを素直にさらけ出したほうが良いのでは。
そうすれば周囲との調和がとれ、格段に生き易い人生となるはずです。
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