宿曜占星術 婁宿の性質

婁宿(ろうしゅく)

 

胃宿と同じ「羊宮」(ようぐう)に属す婁宿。羊宮の

 

示すものは「忍耐強さ」と「用心深さ」。

 

原典にある「合多技能、少疾病、好解医方」は、

 

「技能多くして、病少なく、医学を解するを好む」で、「技能多くして」は器用で

 

何事もこなす、「病少なく」は健康で長命「医学を解する」は病気について詳しいの意味。

 

何事もこなす器用さと、健康で長寿が宿命づけられた婁宿ですが、幼少の時期は病気がち

 

な傾向です。

 

 

争いごとを嫌う穏やかな性格で、慕ってくる者や目下や弱者に対しては面倒見が良い。

 

ただ、慎重な性格の割には「」を多用する癖があります。もちろん直感力に優れた

 

宿ではあるけれど、自分の勘を信じすぎての失敗が、婁宿の不安要因

 

 

また「思い込みが激しい」性格も、この宿の運気を不安定なものにしてしまいます。

 

元来が様々な感情を内面に溜め込む人なので、それが爆発したときの激しさは、婁宿

 

生まれと推定される「明智光秀」の「本能寺の変」を見てもわかる通り。

 

光秀の過激さほどではなくとも、キレてしまったら誰も手が付けようがありません。

 

普段から不満を溜め込まずに、適度なガス抜きを心がけましょう。

 

 

恋愛に関しては、シャイで自分の気持ちを相手に伝えるのは苦手。「想いを内に秘める

 

婁宿の性格は、恋愛においてもその性質が顕著に出ます。

 

しかし問題は結婚してからの話で、家族にも本音を打ち明けることが少ない

 

態度は感心しません。婁宿の女性は家事を切り盛りし、夫によく尽くし、子供の

 

面倒見も良い、理想的な「良妻賢母」型なのですが、自分の本音を夫などに打ち明ける

 

事は少ないので、そこから隙間風が入り込む恐れがあります。

 

もともと「隠し事」をする癖のある宿星ですが、それはいつかは露呈してしまうもの。

 

内面を語ろうとしなければ、いつまでも「」は結べないことを自覚してください。

 

 

「好解医方」を象徴する歴史上の人物では、解体新書を翻訳した「杉田玄白」が

 

婁宿生まれ。

 

文芸、芸術分野に適性のある婁宿は、創作分野で名を残すものが多く、「直木三十五

 

安倍公房」「斉藤茂吉」「井上ひさし」「唐十郎」「倉橋由美子」「楳図かずお」作詞家

 

の「松本隆」らがこの宿星。

 

芸能・スポーツ界では、「島倉千代子」「水谷豊」「宇多田ヒカル」「飯島直子

 

志村けん」「石橋貴明」「岡田准一」「松田龍平」らが婁宿生まれ。

 

 

 

 

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