宿曜占星術 昴宿の性質

昴宿(ぼうしゅく)

 

二十七宿の中で、最も吉祥の星といわれて

 

います。

 

動物に例えれば「鶏(にわとり)」で、

 

ニワトリがけたたましく鳴くように、

 

騒がしい人が多く見られます。

 

 

ニワトリの習性同様に縄張り意識が強く、自分の仕事や私生活に口を出されること

 

を極端に嫌う性分。

 

 

 

気難しさとおおらかさが入り混じる性格で、職場など公の場では陽性で場の雰囲

 

気を盛り上げようとするなど、組織のまとめ役には最適です。しかし大組織の

 

リーダーとなるには役不足で、サブでいるのが無難でしょう。

 

 

この昴宿の一番の特徴は「他力を享受できる」ことにつきます。

 

生涯を通じて他力の絶大な恩恵を受ける星命なのです。窮地に陥っても誰かが

 

救いの手を差し伸べてくれる、という羨ましい生まれです。

 

また昴宿の多くは生まれながらに恵まれた環境にいることが多いのですが、

 

それが必ずしもこの宿にとっては良いことではありません。恵まれた環境に

 

生まれるということは、「周囲に助けられる」ということに慣れきって、

 

わがままで「逆境に弱い」性質になってしまうからです。

 

 

 

昴宿の場合、貧しくとも親の愛情深い家庭に生まれることが理想です。

 

ただし親との(特に父親)折り合いが悪くなる、または縁が薄い暗示が

 

懸念されるのですが。

 

 

幼年期に貧しい環境に生まれても、そういったハンデをものともしない運気の

 

助けが期待されます。この宿は人生の目標さえ決まればしめたもので、その

 

途上で困難に遭遇しても、昴宿の特徴である「他力」運の恩恵を十分に活用し

 

望外の成功も夢ではありません。

 

 

そういう意味での昴宿代表格は、トヨタ自動車中興の祖、石田退三氏でしょうか。

 

十三歳で父親と死別した後、進学出来ず丁稚奉公に出されるところを親戚の

 

援助で中学に進学し、その後数度の転職を経て上海で現在のトヨタグループ

 

創始者の豊田佐吉と出会い、豊田紡織に入社。

 

その後は合理主義を至上とする経営手腕で、戦後の動乱期も持ち前の強運も

 

活かしながらトヨタ王国の基礎を築き上げました。

 

 

その他の著名人では、先日天寿を全うされたV9巨人軍の「川上哲治」、

 

落語界の鬼才「立川談志」、弱小派閥ながら総理大臣まで登りつめた

 

三木武夫」、俳優の「アラン・ドロン」「鶴田浩二」アメリカ大統領「バラク・

 

オバマ」などそうそうたる「強運者」たちが並びます。

 

 

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