人口の割合からすれば、十二支の中で一番少ない生まれが
「とり年生まれ」。
ちょっと古いデータですが、2005年の調査では
男性が457万人、女性が486万人の合わせて943万人。
これは第二次世界大戦が終戦した1945年が酉年にあたり、
1945年生まれの人が突出して少ないのが
原因とも言われています。
ちなみに十二支で最も人口が多いのは「うし年生まれ」の人で、
1,117万人。かなりの差がありますね。
酉年生まれって、役者さんとか歌手の方が多いんですよね。
ざっと思いつくだけで吉永小百合さん、菅原文太さん、宍戸錠さん、
藤田まことさん、尾崎紀世彦さん、今の時代では安達祐実さん、
柴崎コウさん、飯田圭織さん…。
今渦中の人でいえば、大阪市長の橋下徹氏。
とり年生まれの武器である「トーク」を武器に這い上がってきた人物。
しかし、人を魅了する絶妙なトークも、場合によっては「諸刃の剣」
となってしまう危険性が大。
彼は申酉天中殺(陰)の生まれで、去年今年は第二の天中殺期。
今年の巳年は、申酉天中殺にとっては出直しを迫られる年。
とはいっても、このままフェードアウトする可能性が大ですが。
とり年の、もうひとつの長所である「大局観」をうまく生かせなかった
ことが悔やまれますね。
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